人気ブログランキング | 話題のタグを見る

トヨタ F1撤退

やっぱりそうなったか・・・。
コンコルド協定にサインしているので、2012年までは参戦すると思ってましたが。
違約金払ってでも撤退したほうが、今後の経営にはプラスということなんでしょう。

例えれば、社内ベンチャーで脚光を浴びたが一向に利益を出せない部門を損きりして、成長部門に経営資源を集中させるってことですかね。
トヨタは、工場の派遣切りが問題にされても、F1関係は富士スピードウェイでのF1開催中止だけで、コンコルド協定にもサインしていたので、さすが体力がある会社は違うなと思ったんですが。
社長、関係者の皆さん、いろいろとお疲れ様でした。

これで、ブリジストンが撤退する2011年からは、日本企業でF1に関係するのは鈴鹿サーキットだけ。
FIAが日本というマーケットをこれからどう考えるかだけれど、日本GPがカレンダーからなくなって、市場として有望な中国・中東なんかにシフトすることもありだな。
モータースポーツジャーナリストも冬の時代だ。
by kazz-5063 | 2009-11-04 22:26 | 雑記 | Comments(2)
Commented by gypsy-joe at 2009-11-06 23:54
フェラーリが、
「メーカーが続々撤退したのは、運営団体がメーカーを冷遇した結果だ。」
とコメントしてましたね。
言われてみれば確かに、ウィリアムズ等のプライベーターが音を上げないのに、資金的に潤沢なメーカー系が揃ってギブアップするのも変かも?
ルノーも迷いが有るみたいですし、どうなるんでしょ、F1?
Commented by kazz-5063 at 2009-11-07 21:40
>gypsy-joeさん
コンストラクターは、企業活動=レースなので企業が存続するために、どんな場合でもレースをやり、なんとしてでもスポンサー・資金を集めるけれど、メーカーはクルマを造って売るという本業があって、レースは本業が発展するためのツールのひとつ、という根本的な違いがあるんだと思います。
(フェラーリは、レースをするための資金集めのためにクルマを造っているので、コンストラクターに近いでしょう)
自動車ができて約100年。次の100年を生き残るためには、経営資源を集中し、余裕部分をそぎ落とさなければならないってことなんでしょうね。
企業としては正しいことだと思いますが、寂しくもあります。